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第1話(2006/06/05発行)
このメールマガジンは、コンサルタントをしている筆者が、日常の生活の中で
発見した知恵や工夫の中から、他の業界や日常生活の中でも幅広く使えるもの
に絞ってご紹介します。
タイトルの『我以外皆師なり』は、積極的に周囲から学ぼうとする精神の象徴です。
第1話 カーディーラーの子供スペース
先日、定期点検にとあるカーディーラーに娘を連れて行きました。点検の間、
約1時間、ショールーム内で待っていました。その間、娘は、片隅に設けられて
いる2畳ほどの子供用のスペースで遊んでいました。子供用スペースを設けた
ところまではいいのですが、中途半端で非常に惜しいと感じました。
スペースは2畳弱で、当時、3人の子供が遊んでいましたが、4人が限界だろう
と思います。玩具も積木、絵本、ぬいぐるみと特に目新しいものはありません
でした。しかし、場所は前を走る国道面というもっとも良い場所を占めています。
子供が、この子供用スペースを気に入ったときの効果は大きいです。車屋さん
と言えば、その子供用スペースが楽しいディーラーを指すようになり、点検、
故障修理と機会がある毎にそこに来るようになります。当然、店の人とも
親しくなり、買い替えの時には、他のメーカーでどうしても気に入った車種が
あるという場合以外は、子供もよく遊ばせてもらっているその店で買う確率が
自ずと高くなるでしょう。
また、せっかく道路面の外から最も見えやすい場所に設けているので、多くの
子供たちが楽しそうに遊んでいれば、それを見た前を通りがかった家族の子供も、
一緒に遊びたいと思うかもしれません。子供用スペースが、新規顧客を呼び寄せる
ことになります。
ですから、子供用スペースは、あればいいというのではなく、せっかく設ける
のであれば、子供が帰りたくないと駄々をこねるようなもっと魅力的なものに
しなければなりません。もっとも、遊園地ではなくカーディーラーなので一定の
限度はありますが。
一人っ子政策が長く続いている中国では、子供は『小皇帝』と呼ばれています。
子供だけでなくその親も一人っ子なので、両親と両祖父母の愛情を一身に受けて
我がままに育っており、あたかも小さい皇帝のようだというのが語源です。
日本の出生率も2005年には1.25人まで下がり、図らずも一人っ子政策に近い状態
になってきています。小皇帝の影響力を甘く見ては行けません。
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