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Vol.132(2006/12/25発行)-Vol.136(2006/12/29発行)

Vol.132 傘下に入る

“under the umbrella” を文字通り解釈すると『傘の下』です。

She joined him under the umbrella.

と書くと、これは文字通り『傘に入れてあげた』という微笑ましい話になりますが、
日本語でも『傘下』という言葉がビジネスシーンで使われるように、英語でも同じ
ような使い方をします。

The new company will be under the umbrella of the leading company in the industry.

この文章では、『傘下に入る、軍門に下る』という意味になり、かなりシビアな内容
になります。

She is under the umbrella of him.

会社で使われているとどちらの意味か判断し易いですが、このように人で使われて
いるとどちらの意味か分かり難いですよね。ご注意下さい。


Vol.133 MBO

今回は略語です。”MBO” とは何の略語かご存知ですか。2つの意味の異なるビジネス
用語の略語となっており、それぞれがよく使われるので、混同することがあるかも
しれません。

”Management by Objectives”
目標管理制度、目標による管理のことです。

”Management buyout”
マネジメント・バイアウト、いわゆる経営陣による自社株買い取り(例えば、
子会社の役員がその親会社から子会社株式を買収すること)です。

This MBO is intended to boost employee motivation.
This MBO is intended to restore consumer confidence in the company.

略語にすると同じ表記なので文脈で判断することになります。ちなみに、この例では
上が『目標管理制度』、下が『マネジメント・バイアウト』を意図していますが、
上は『マネジメント・バイアウト』と解釈しても意味が通ります。難しいですね。


Vol.134 精通している

『精通している、よく知っている』は、

I know the jargon of this industry very well.

で十分に通じますが、以下のように言うこともできます。

I’m not really familiar with the jargon of this industry.
She knows a lot about computer technology.

”familiar with” は『精通している、詳しい』という意味です。
ちなみに、”jargon” はVol.128で紹介していますので、ご参照ください。
http://www.ebird.co.jp/011merumaga3/vol12720061218vol13120061212.html

同じ”familiar with”でも物に対して使うと上のような意味になりますが、人に
対して使うと『なれなれしい』とか、使い方によっては『性的な関係がある』という
意味合いもあるようですので使用する際には十分注意しましょう。


Vol.135 全体像

問題や出来事などの「全体像」を表す表現に ”big picture” というのがあります。
なんとなく分かりますよね。

”overall picture”、”full picture”等とも表現されます。

You should focus on your work to do, but you also need to see the big picture.

上の文章に書かれていることは、常日頃から気を付けていたいことですよね。

Vol.126で

“Some people cannot see the forest for the trees.”

という諺を紹介しましたが、これは ”big picture” を見るように忠告する諺です。
http://www.ebird.co.jp/011merumaga3/vol12220061211vol12620061215.html

全体を上から見下ろしたように書かれている図を鳥が上空から見下ろすことになぞら
えて「鳥瞰図」と言いますが、これは英語でもそのまま ”birds-eye view” という
表現になります。この”birds-eye view”にも『概観、大要』といった意味があり
ます。

“big picture” も悪くはありませんが、同じ使うなら “birds-eye view” を使っ
た方が本当に全体を見渡せそうな気がしませんか。


Vol.136 よいお年を

いよいよ今年も残すところ今日を含めて3日間となりました。年々、年末や正月の
実感がわかなくなっているのは私だけでしょうか。

さて、まだ年賀状を書かれている方もいらっしゃるのではないかと思いますが、
年賀状で使う英語と言えば、"Happy New Year!" ですが、”A Happy New Year”
も使います。

“Good morning” などと同様に“A” は付ける必要がないという説と、これは
以下の表現の省略形なので、”A” は付けるべきという説があります。

I wish you a happy new year.
Have a happy new year!

諸説ありますが、いずれかが間違いというわけではなさそうなので、あまり神経質に
ならなくて良いようです。ちなみに、傾向としては “A” を付けなくなりつつある
そうです。

これらの表現は、『良いお年を』という意味です。

それでは皆さん、

Thank you so much for reading this mail magazine this year.
Please enjoy some happy moments at the end of the year.
We wish you all the best in 2007.

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