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Vol.141(2007/1/15発行)-Vol.145(2007/1/19発行)



Vol.141 落ち着く

「落ち着く」にもいろいろありますが、興奮状態から気分を落ち着かせる時に

“settle down”
“calm down”

という表現を使います。『落ち着けよ(興奮するなよ)』というニュアンスで
しょうか。

“get one’s feet on the ground”

これも「(気分が)落ち着く」という表現です。

Let him do as he likes until he gets his feet on the ground.

直訳すると「地に足をつける」ということですが、舞い上がると地に足がつかない
のは英語も日本語も同じなんですね。


Vol.142 三人寄れば文殊の知恵

ある翻訳の仕事をしていて、『三人寄れば文殊の知恵』は天の橋立にある智恩寺
が発祥であることを知りました。さて、この諺を英語で言うとどうなるでしょう。

Four eyes see more than two.

1人(目が2つ)よりは2人(目が4つ)の方が、物事がよく見えるということですね。

Out of the counsel of three comes wisdom.

日本語の諺は、単に人数が多いことではなく、3人であることに重きを置いていま
すので、こちらの方が日本語の諺のニュアンスに近いですよね。

It’s deafening when three women are together.

『三人寄ればかしましい』という諺もありますので、三人寄れば必ず文殊の知恵が
出るわけではないのは、洋の東西を問わずに同じようです。


Vol.143 比較対象

以前、一緒に仕事をしていたネイティブの口癖の一つが “apple to apple” でし
た。その典型的な用例は、

We should compare apple to apple.

次元の異なるものや、比較しても参考にならないようなものを比較しているときに、
『同じもの(比べて意味があるもの)を比較しようよ』とよく諌められました。

でも辞書には “apple to apple” とは出ていません。どこから来ているのかと思っ
て調べてみると、おそらくこれではないかと思えるものを見付けました。

as like as an apple to an oyster

直訳すると『リンゴと牡蠣ほど似ている』ですが、これで『似ても似つかない』とい
うことになります。”orange to orange” でも “egg to egg” でもいいと思ってい
たのですが、これで理解できました。

リンゴと『カキ(柿)』なら似ているけど、リンゴと『カキ(牡蠣)』は間違えよう
がないだろうという皮肉かとも思いましたが、よく考えると英語では全く関係ないで
すね。


Vol.144 柿と牡蠣

前号で柿と牡蠣の話をしました。英語で『柿』は “persimmon”、『牡蠣』は
“oyster” です。

柿の季節は終わり、今正に牡蠣の旬を迎えていますが、英語では、牡蠣の旬に関し
て以下のような言い方があります。

Oysters are only in season in the R months.

月の名前に “R” が入っている月に牡蠣は旬で、“R” が入っていない月、つまり
“May”、”June”、”July”、”August” には食べない方がいいということです。

日本では、冬(12月~2月)が旬と言われていますので、それと比べると期間が長い
ですが、上手く表現していますよね。

ノロウィルスは少し気になりますが、トップシーズンに牡蠣を楽しんでください。


Vol.145 優先席

電車の中で、優先席は英語でも表示されていますよね。よく目にするのは、

priority seat
priority seating

です。もう少し長い表現になると、

priority seating for seniors and handicapped persons

となります。最近、電車内でよく耳にするのは、

Please turn off your mobile phone near the priority seats.

というようなアナウンスです。ペースメーカー(pacemaker)を使っておられる方
にとっては死活問題ですので、当然のマナーとして気をつけたいですね。


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