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第1話(2006/06/05発行)
このメールマガジンは、2006年1月に起業した筆者が、起業してみて分かった
『こんな準備は先にできた』という反省や起業準備全般について、現在進行中
の内容も含めて可能な限り鮮度の高い情報を、起業予備軍や、いつかはと考え
ている方々にお届けします。
第1話 起業時に選択する分野(1)
私は現在、『外国人旅行者受入サポート』という聞きなれない仕事で起業して
います。具体的には、観光業(ホテル旅館、飲食店、土産物店、観光施設など)
が外国人旅行者を受け入れる際の言葉や文化のバリア(障壁)を下げる、または
なくすべく、観光業に、言語面のサポート(通訳・翻訳)、外国語や文化の違い
に関するトレーニングを提供しています。前職は、外資系で英語を使う機会が
多かったり、海外のグループ会社や協力会社の外国人と交流する機会が多かったり
したので、その経験は活きていますが、業界は全く異なります。
起業するときには、自分のコアコンピタンスが活かせるように分野を選択される
と思いますが、私の場合は、語学、海外ビジネスの経験がコアコンピタンスで、
それを後押ししたのが観光業に対する熱意でした。今号以降の数号にかけて、
起業時に選択する分野によって、どのような苦労が待ち受けているかについて、
自分の経験を踏まえてお話してみたいと思います。
アンゾフの成長ベクトル(市場製品マトリックス)をご存知ですか。
簡単に説明すると、成長戦略は以下の4類型に分類されます。
『既存製品・サービス』で『既存市場』を深耕する、『市場浸透戦略』
『既存製品・サービス』で『新規市場』を開拓する、『市場開発戦略』
『新製品・サービス』を『既存市場』に投入する、『新製品開発戦略』
『新製品・サービス』を『新規市場』に投入する、『多角化戦略』
起業時の戦略も、成長戦略に例えることができます。
次号以降で、各戦略について注意すべき点をお話します。
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