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アーリー・バードトップ >情報データーバンク > 経営・ビジネス > 書評『ドリルを売るには穴を売れ』 書評『ドリルを売るには穴を売れ』書名 『ドリルを売るには穴を売れ』 この本は、友人から『スタッフにマーケティング教育するのに適した入門書』として紹介されました。スタッフに読ませる前に自分で読んでみたとこと、確かにマーケティングについて難しい言葉を使わずに分かり易く書かれているので入門書に適していますが、マーケティング専門家にとっても、普段専門用語で語っていることのエッセンスがこんなに身近な事例と平易な言葉で書き著せるのかという発見になるのではないかと思います。 タイトルの『ドリル』は製品・サービスを象徴し、ドリルが開ける『穴』は製品・サービスが顧客に提供する価値を象徴しています。そういう意味では、『ドリルを売らずに穴を売れ』とした方が、本書の内容を的確に表現しているように思います。いずれにしても、売り手視点で商品を売ろうとするのではなく、買い手(顧客)視点で価値を提供することを考えましょうということです。 内容は、解説部分とサブストーリーが並行しつつ展開する形となっていて、サブストーリーの続きを知りたいがためについつい先に進みたくなる巧妙な構成です。サブストーリーは、主人公の真子が、勤務先の商社が新規事業として展開しているイタリアンレストランを閉鎖寸前の状態からマーケティング知識を学びながら立て直していくサクセスストーリーで、本書全体に小気味の良いアクセントを与えてくれています。 解説部分では、以下をイタリアンレストランで繰り広げられる身近な事例を使いながら、平易な言葉で解説しています。 マーケティングに関して分かっているつもりでも忘れていることもあるかもしれませんし、難しい言葉で机上のみで理解していることもあるかもしれません。本書はマーケティング入門書としても優れていますが、マーケティングの基礎を見直すためにも役立つ1冊だと思います。 February 5, 2007 11:39 AM |